沖縄のお墓の工事で知っておくべき3つのポイント

お墓を建てるとうことは、一生に一度あるかないか。工事の流れのイメージはなかなか湧かないものだと思います。特に沖縄のお墓は本土とは違い、家のようなかたちをしているので、ますますイメージが湧かないと思います。

沖縄のお墓の工事工程は、住宅と同様に、古い建造物(お墓など)の撤去土間の設置石材の組み立てという流れになります。


古い建造物(お墓など)の撤去

住宅を建てる時と同様、お墓を建てる場所に古いお墓などの建造物がある場合、それらを撤去する必要があります。

沖縄県内でお墓を建てられる場所は限定されていますので、 お墓を撤去して同じ場所に建てることはめずらしくありません。新しくお墓を建てる場合、旧所有者のお墓を撤去してそこに新たにお墓を建てることになります。

また、ご自身の古くなったお墓を新しく建て替える場合も、同様に撤去する工事が必要になります。

このように、お墓を建てる場合は、新築の家を建てる時と同様、古い構造物を撤去する作業が必要になります。


お墓を建てる土間の設置

お墓を建てるためには、住宅を建てる時と同様に、構造物を設置するための土間を造る必要があります。

墓石は非常に重いため、人が住む家と同様に、しっかりと基礎を作らなければなりません。このため、通常は鉄筋で骨組みを作り、コンクリートを流し込んで、しっかりとした土台を造ります。

お墓も住宅と同様、重い構造物を支えるために、しっかりとした土台を造らなければならないのです。

石材の組み立て

そして、できた土台の上にお墓を組み立てていきます。沖縄のお墓は本土の四角柱型のお墓とは違い、箱型の家のような構造をしています。このため、石材のパーツをしっかりと組み立てていかなければなりません。

石材のパーツも、屋根や四方の壁、入口の扉の部分など、住宅さながらにさまざまな種類で構成されます。それらを、熟練した職人が緻密に組み立てていきます。

沖縄のお墓は、土台が出来上がると、住宅の建築のように墓職人よって着実に組み立てられていくわけです。


まとめ

沖縄のお墓は、住宅の建築と同様に、旧構造物の撤去、土台の設置、そして石材の組み立てが必要だということをご説明させていただきました。

そして、組み立ては、本土のお墓とは構造的に違うため、熟練の職人によって複雑に組み立てられる必要があることもご説明させていただきました。

沖縄でお墓を建てるとき、このような点を踏まえて工事のプランを考えるとイメージしやすいのではないでしょうか。

沖縄のお墓を建てる墓地の探し方

沖縄の墓地事情は特殊です。沖縄のお墓は、他県のお墓とは姿かたちが大きく違っているので、なじみのない方には非常に驚かれます。そして、姿かたちだけではなく、その歴史や文化も大きな違いがあるために、墓地に関する習慣や風習もまた大きく違います。

本土では、お墓は、お寺や財団法人などが運営する管理型霊園に、お墓を持つことが一般的でしょう。しかし、沖縄では、独特の風習があり個人で墓地を所有してお墓を建てる個人墓も珍しくありません。

現在では、沖縄でも管理型霊園が増えてきたために、他府県と同じように、霊園で永代使用権を購入してお墓を建てることも一般的になってきました。しかし、沖縄は文化的、歴史的な事情が強い背景から、個人墓も選択肢としてあります。

ただし、個人墓は地域の公益性などの問題から、市町村の許可が必要になります。墓地の許可について、市町村に確認するとともに、土地の販売元に許可が下りるかどうかをしっかり確認することをお勧めします。


霊園の墓地

霊園でお墓を購入する場合は、各霊園で墓地の永代使用権を購入することになります。日本でお墓を建てるには、これがごく一般的な方法です。

霊園は、宗教法人や公益財団法人などによって管理されています。通常、霊園を造成する際に、大規模な土地が区画整理されて、分譲住宅のように販売されていきます。そして、お墓の購入希望者は、お墓を購入した場合、この永代使用権も同時に購入することになるのです。

このように、霊園でお墓を建てる場合は、墓地を所有するのではなく、墓地の使用権を購入することになるのです。


個人墓地

そして、もうひとつの方法は、個人でお墓を建てるために、沖縄県内の各地域にある墓地を直接購入する方法です。自身で墓地を購入し、石材店を探してお墓を建てることになります。

個人墓の特徴は、霊園でお墓を購入するのとは違い、登記して土地の所有権を購入するというところです。霊園の場合は、土地の使用権しか購入できません。このため、管理料などは発生しませんし、石材業者を自分で選定して、自分で建てるお墓を選択することができます。

ここで注意しなければならないことは、土地を無事購入できたとしても、お墓を建てるためには、必ず市町村から許可を受けなければならないということです。必ず、市町村の窓口に確認するとともに、土地の販売元に確認してください。

このように、沖縄でお墓を建てる場合は、個人墓という選択肢もあります。しかし、許可の申請などの問題もありますので、必ず市町村などに手続等を確認してください。


どの地域の墓地にするかが重要

沖縄の墓地を探す場合に、どの市町村に建てるかも非常に重要になってきます。霊園に建てて永代使用にするか、個人墓にするかにかかわらず、墓地も住宅などのように土地という性質から、その場所の地価に影響を受けます。

那覇市近郊などの市街地の近郊にお墓を建てる場合は、必然的に支払う金額が大きくなります。逆に、北部などの郊外にお墓を建てる場合は土地に支払う金額も安くなる傾向があります。

以上のことから、お墓を建てる墓地を選定する場合は、沖縄県内のどの場所に建てるかをきちんと考えておく必要があります。


まとめ

沖縄でお墓を建てるには、他府県と同様に、霊園でお墓を購入して、永代使用権を購入することが一般的だと言うことをお伝えしました。そしてもう一つは、個人で墓地を購入して、お墓を建てるという選択肢があることもご説明しました。

ただし、個人墓の場合は、市町村からの許可が必要であり、十分考慮して検討する必要があることをご理解いただけたと思います。

沖縄のお墓の値段はどれくらい?

沖縄のお墓は本土のものに比べて格段に大きく、初めて沖縄のお墓を見ると、その大きさに衝撃を受ける方も多いと思います。中には、一般的な一戸建て住宅より大きなお墓さえあります。

本土のお墓は、四角い柱のような形をした墓石が、お墓の土台に乗っているものが一般的です。しかし、沖縄のお墓は、石材で組み立てられた箱のような構造をしています。大きさも、敷地面積を合わせると5~10坪くらいの大きさは珍しくありません。

沖縄でお墓を建てる費用は、その大きさや場所などによって千差万別です。かかる費用の種類は、霊園に建てるのか、それとも個人墓を建てるのかで違います。

霊園の場合は、本土と同じように、お墓本体の費用土地代管理料になります。個人墓の場合は、お墓本体の費用土地代だけで、管理料はかかりません。


沖縄のお墓本体の値段

沖縄のお墓はさまざまなパーツの石材から構成されています。それぞれのパーツを、プロの職人が組み立てていく必要があります。このため、お墓の設計、組立て、石の接着など、複雑な工程が必要になります。沖縄のお墓の本体の費用は、それらの費用が含まれています。

お墓本体の値段は、霊園にするか、それとも個人墓にするかでは、さほど大きな影響はないものと思われます。ただし、個人墓の場合は、自分で購入した土地に、どのようなタイプのお墓を建てるか指定できるため、そういう意味では値段の違いが出てくるかもしれません。

一方、霊園の場合は、それぞれの霊園にもよるかもしれませんが、所定の場所にあらかじめ決められたタイプのお墓が建つことになるかと思います。このため、値段はだいたい一定の価格になります。

このように、霊園と個人墓では、同じタイプのお墓を建てる場合はさほど値段は変わらないでしょう。しかし、価格は個人墓の場合は建てるお墓のバリエーションがあるため、値段は変わるかもしれません。


沖縄のお墓の土地の値段

お墓の土地の値段も一様ではありません。基本的には、住宅を建てる時に購入する土地と同じように、その場所の地価の影響を受けることになります。

ただし、霊園と個人墓の決定的な違いは、霊園にお墓を建てる場合は土地の永代使用権の購入になり、個人墓の場合は、土地を購入して登記するということです。霊園の場合は、霊園が造成した土地にあらかじめお墓が建てられていて、土地の使用権を含めてお墓を購入することになります。

一方で、個人墓を建てる場合は、個別にそれぞれの地域を探して、墓地を購入することになります。このため、個人墓用の土地を探す場合は、特に地価によってその値段が決まるといっても過言ではありません。

いずれにしても、霊園にしろ、個人墓にしろ、土地の値段はその土地の地価に影響を受けることになります。都心に近づけば近づくほど高くなり、離れれば離れるほど安くなる傾向があります。


沖縄のお墓にかかる管理料

お墓にかかる管理料は、基本的には霊園の場合にのみ必要になります。霊園などの場合は、通常その敷地内にトイレや休憩所などの施設がありますが、それらを維持管理するのに費用が発生するからだと思われます。

一方、個人墓の場合は、一戸建て住宅のように、自分自身で管理しなければなりません。このため、管理料が発生することはありません。

霊園のように大規模なお墓を管理する必要がある場所には管理費が発生して、個人墓のように個人で管理する場合は管理料を払う必要がないことになります。


まとめ

沖縄でお墓を建てる場合、霊園に建てるか、個人墓にするか、また、どの地域に建てるかなどで、値段はさまざまです。

お墓の値段は、大きく分けると、お墓本体の価格、土地の価格、管理料から構成されています。そして、個人墓の場合は管理料がかかりません。

土地の値段は、地域の地価に大きく影響を受けることになります。このような点を踏まえてお墓を探すことで、皆様がご希望のお墓が見つかることを期待しております。